宝石のカットの種類♪分類すると2種類しかないって本当?

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大人可愛いアクセサリーの素敵な選び方 サイト管理人のキムニィです。

 

宝石の美しさは石が本来持っている色、透明度、光沢は変えることはできません。

しかしながらカットは人の手による技術で宝石を美しく輝かせることができます。

 

石の特性に応じて施されたカットはその石の美しさを最大限に引き出してくれます。

今回はカットについてその種類や特性について述べてみます。

 

  • カットの種類

宝石のカットといえば代表的なものにダイヤモンドに代表されるラウンドブリリアントカット

はよく聞くカットなので知っている方も多いと思います。

色々な種類のカットの名称を知っている方もいると思いますが

実際はどれくらいのカットの種類があるかご存知ですか?

宝石のカットは大別するとファセットカットとカボションカットの

2種類のカットしかありません。

その中で枝分かれして細分化していく形ですね。

 

あとファセットとカボションカットを合わせたミックスカットを別にするところも

あり3種類で表記しているところもあります。

 

まずはそれぞれのカットについて述べてみましょう。

 

★ファセットカット

ファセットカットのファセットとは「切子面」という意味です。

宝石の表面をいくつもの幾何学的な面にカットする方法です。

その名の通りカットした面が切子になります。

 

このカットは光の反射と屈折を利用して美しさを引き出すカットになります。

その為、光を良く通す透明な宝石に効果的な手法です。

 

ファセットカットは大別してブリリアントカットとステップカットに分けられます。

ブリリアントカットはその中でも有名なカットです。

 

  • ブリリアントカット

ブリリアントカットは17世紀に原型が考案され1919年にマルセル・トルコフスキー

(ベルギーの宝石職人)が確立したカットになります。

色々な種類がありますが、ラウンド以外は総称してファンシーシェイプと呼ばれます。

それではいくつかカットの種類を紹介していきます。

 

ラウンドブリリアントカット

上面が円形になっているブリリアントカット。

ダイヤモンドのカットの中では代表的なカットで4Cの基準になっています。

58面、82面、144面と面の数が増えるほど輝きがましていきます。

ポピュラーなのは58面体です。

光の屈折が最も効果的に映し出されます。

マーキースブリリアントカット

両端が尖ったボートのような形をして先の先端が色濃く見える特徴があります。

実際のカラットより大きく見えます。

先端が細く薄くなっているので割れや欠けに注意が必要です。

オーバルブリリアントカット

上面が楕円形のカットです。

ルビーやサファイア等の色石でよく使われるカットです。

ダイヤモンドでは58面体で使用されます。

ハートシェイプブリリアントカット

 ブライダルで人気のカットで65面体になります。

ハート形のバランスが大事になります。

ペアシェイプブリリアントカット

別名ドロップカットと呼ばれ雫の形をしています。

形の流れがとてもきれいなカットです。

 

★ステップカット

 

ステップカットとは宝石の外周が四角形(変形も含む)に型どられており

ファセット(切子面)がガードルに対して平行にカットされているものを指します。

下段が階段状になっておりこの名がつきました。

それではいくつかの種類を紹介していきましょう。

 

エメラルドカット

破損防止の為、四隅を切り落とした8角形のカットです。

エメラルドによく用いられるのでこの名称になりました。

バケットカット

 トルマリンやアクアマリンによく見られるカットでフランスパンのバゲットから

名称はきています。

色が強くみえるのと見た目が大きくみえるのが特徴です。

 

スクエアカット

スクエアカットは角が削りとられていないのが特徴でアンティックジュエリーに

よく見られます。

 

★カボションカット

カボッションカットは石を半球状に磨き上げるカットです。

ファセットカットが透明な宝石に使われるのに対し不透明な宝石に用いられます。

モース硬度7以下の石によく使われますが、これは表面の引っかき傷等を目立たなくする

効果があります。

コランダム(ルビー、サファイア)やクリソベリルのような特殊効果(スター、キャッツアイ効果)を持つ石にも用いられます。

この特殊効果はファセットカットでは確認できない為です。

研磨されるドームが片方だけのものをシングルカボションカット、両面あるものをダブルカボションカットと言います。

わかりやすく言うと石の真ん中をカットしてかまぼこ状のものがシングル、卵のように楕円状のものをダブルカットになります。

★ミックスカット

ミックスカットはファセットカットとステップカットの両方の特性を備えたカットです。

通常は上部クラウン部にファセットカット、下部パビリオン部にステップカットが施されます。

ブリリアントカットの視覚効果とステップカットのデザイン性を組み合わせた良いとこです。

ミックスカットの歴史は1960年代に誕生した比較的新しいカットになり

近年人気のカットで商業的にも成功を収めているカットです。

それではいくつかのカットを紹介していきましょう。

 

プリンセスカット

1960年代にイギリスで誕生した最も成功したミックスカットです。

人気の秘密は他のミックスカットと比べて宝石の輝きを引き立てさせる点と

カットの際に失われる原石を最小限に留めることが出来る点にあります。

トリリアントカット

 三角形のカットになります。

その形からスタイリッシュなデザインになります。

比較的珍しいカットで目にする機会は少ないかもしれません。

バリオンカット

南アフリカのカット師・バジル・ウォーターメイヤー氏が考案したこのカッティングは、

彼の妻であるマリオンにちなんで名づけられました。

研磨されたガードル(側面部)をもつ8角形、もしくは四角形のデザインを特徴としています。

バリオンカットの特徴は、パビリオン部に形成されたパビリオンファセット、

及び三日月形のファセットによって、上部のテーブルファセットに浮かび上がる十字模様です。

レィディエントカット

バリオンカットと似たカットですがこちらはファセット数が70あります。

形は長方形のものが多くバリオンカットと共に大小たくさんのアレンジを

加えられたものが多いです。

 

 

代表的なカットは以上の3種になります。

 

あと余談になりますが

ラウンドカットがあります。

 

こちらはメレ石等の小さなサイズの石に用いられることが多いです。

ラウンドカットにはシングルカットとジルコンカットがあります。

シングルカットは17面しかなく極少のメレダイヤなどに使われていました。

最近では少なくなってきています。

ジルコンカットは内部での光の反射に最適なカット法です。
ダブリング(複屈折)という現象を兼ね備えたジルコンの名をとって、
ジルコンカットと呼ばれています。

 

宝石のカットの種類を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

カットはたくさんありますが、大別すると2つ、3つのグループに分かれ

その中でさらに細分化されていることがわかりました。

 

全体の話は硬い傾向になりましたが、予備知識として持っておくと

街の宝石屋さんや自分で持っているアイテムを見るときに

あのリングの石はファセットカットかな? あのショールームの石はカボションカット、

私のネックレスの石はミックスカットだ。と

宝石に対する見方が変わって面白いですよ。

 

今回述べたカットは宝石の輝きを左右する大事な部分です。

カットはまさに宝石に命を吹き込む作業とも言えますね。

 

今回の記事を通してあなたが商品を選ぶときに頭の片隅にあるイメージにあった

商品を選びのお手伝いが出来れば私は嬉しく思います。

 

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宝石のカット
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