プラチナとホワイトゴールドはどう違うの?見分け方は?

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大人可愛いアクセサリーの素敵な選び方 サイト管理人のキムニィです。

プラチナとホワイトゴールド一見しただけでは違いはわからないですよね。

 

私も販売の現場にいる時は商品についている刻印を必ずみて確認していました。

長年ジュエリーの販売に携わっているとこれはプラチナでこっちはホワイトゴールドという

のはなんとなくわかってきますが、それでも目視の確認は必須です。

 

まして初めてジュエリーを購入する方やすでにいくつかジュエリー、アクセサリーを購入して

いる方でも見分け方や区別はわからない方が大半だと思います。

 

でもこの2つの金属、まったく違う金属でそれぞれの持つ特性も違ってきます。

ホワイトゴールドは金属元素の「金」Au、プラチナは金属の「Pt」Ptで出来ています。

プラチナの和名が「白金」なので混同しやすい原因の1つですね。

それでは2つの金属の特性を踏まえながら違いを説明していきましょう。

 

  • ホワイトゴールドの歴史は新しい?!

僕も「白金」=「Pt」,それならWGは何?と思っていた時期があります。

私がこの業界に入った時期(30年前)にはホワイトゴールドはなかったのです。

宝石に使われる白い金属はPtかシルバーしかありませんでした。

 

海外ではよく使われていたようですが、日本では比較的歴史の浅い金属です。

昔はPtの価格が金に比べて高く商品の価格を抑えるために

日本でもホワイトゴールドが使われ始めました。

 

ホワイトゴールドが導入され始めた頃はPt価格がグラム\4000-5000台、

金が\1400-2000台だったと思います。

Ptは生産量が少ない稀少な金属ですので長らく高値で安定した価格が続いています。

 

ジュエリーの白台にはPtを使用するのが当たり前の時代でした。

その為、導入当初はお客さんに説明をしてもPtとの違いをなかなか理解してもらえなかったり

「プラチナじゃないならいらない」と言われたこともよくありました。

今でも年配の方はプラチナは高級品のイメージが強いと思います。

 

現在では金は投資商品として活発に扱われるようになったので

Ptと金の価格は逆転しています。

(2018/5月現在 金 \5000台  Pt \3500台)

 

価格を下げる為に導入されたホワイトゴールドですが、ここまでの高騰は当時からすると

予想されなかったでしょう。

 

 

  • 2つの金属の特性

それでは金とプラチナの金属の特性を比較して行きましょう。

 

・比重(重さ)

金とプラチナの比重は金19.3 プラチナ21.4なので同じ延べ板を製作した場合

プラチナの方が重たいです。

同じデザインの指輪を製作するとプラチナの方がずっしりとした重量感があります。

 

加工のしやすさ

金よりもプラチナのほうが加工に手間もかかります。

金が1トンの原鉱石から約6.7グラム取れるのに対し、プラチナは3グラムしか採取できい。

さらに、金は融点が1064℃であるのに対して、プラチナは1768℃。精錬にかかる時間も、

金が約一週間であるのに、プラチナは約八週間もかかる。

その為加工費用を考えるとプラチナの方が高くなります。

 

丈夫さ

プラチナは比重が重く柔らかいので変形しやすい金属です。

割り金の比率も金より少なくPt850,900,の商品が多いです。

最近は硬化処理の技術が上がりPt1000でも900と同じ位の硬度をもつものも出てきました。

ホワイトゴールドはPtに比べて加工しやすく軽くて丈夫です。

但し、金もPtも割り金の比率が高くなると硬くなり価格も安くなります。

金であればK18→,K14,→K10

PtであればPt1000→Pt900→Pt850

 

割り金はホワイトゴールドの場合主にニッケル、パラジウム、銀

プラチナは主にパラジウムが使用されています。

K18をPtと「同じような表記にすると「750 」になります。

海外製品はこのよう形で表記されることが多いです。

割り金の比率をみるとプラチナの方がより純度が高いことがわかります。

 

希少性

先にプラチナと金の価格は述べましたが、生産量の比較だけでいくと

プラチナの方が圧倒的に少ないので希少性は高く、価格も以前は金より高価でした。

ただ世界的に通貨の価値が落ちてより安定した資産を求める人が増えた為、

現在では金の価格が高騰しています。

 

変色

ホワイトゴールドは金に割り金を足して銀色に近づけていますが、やはり金なので

完全に銀色になることはなくうっすら金色が残ります。

その為ロジウムメッキして銀色を出すようにします。

 

特に指輪等は使用しているうちに磨れたりすることが多いのでメッキが剥がれて

地金が出てきます。こればかりはメッキしている商品の宿命ですね。

その場合は再度メッキ処理をして修復する必要があります。

 

プラチナの場合は銀色の光沢が失われても再度研磨や

クリーニングを行なうことで元の状態に戻ります。

 

 

プラチナとホワイトゴールドの違いについて述べてまいりましたが

いかがでしたでしょうか?

先に述べたそれぞれの金属の特性から私なりのおススメをすると

婚約指輪や結婚指輪のような記念に残る商品や

高価な商品に関しては高級感のあるプラチナ。

 

普段使いに使うものなら軽くて丈夫なホワイトゴールドをおススメします。

それぞれの金属の特性を生かした使い分けをしてもらうといいですね。

 

それでは今回の内容を参考にあなたの商品選び等にお役にたてれば嬉しく思います。

 

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