真珠とお葬式のマナー♪正しい知識&意外な間違った使い方。

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大人可愛いアクセサリーの素敵な選び方 サイト管理人のキムニィです。

お葬式や通夜等の葬儀は冠婚葬祭の中でもよりマナーが重要視される
ものになります。

経験を積んでくるとそれなりにマナーも身についてきますが
経験を積むと言っても機会は限られてきますし、

マナーをわからないまま
参列されている方も多いと思います。

私もいくつかお葬式に参列してこの場にふさわしくない
真珠製品を使っている方を何人も見かけたことがあります。

おそらく真珠であれば何でもいいかと思って使っていると見ていました。

仮にマナーに反していてもお葬式という場面では
注意してくれる人はほぼいないでしょう。

誰しもそんな時に注意して相手の気分を害したくないですからね。

しかしながらこの人は葬祭時の常識やマナーがわかっていない人という
レッテルを貼られることになります。

最初の段階でマナーを身につけておけば失敗も少なく安心です。

そこで今回は真珠とお葬式にまつわるマナーと使い方をお話していきます。

●何故真珠をお葬式で使っていいの?

昔の葬儀式ではアクセサリー等は一切身につけないというのが常識でした。

昔は喪服=着物だったので着物にはネックレス等のアクセサリーは合わないですよね。

アクセサリーを身につけるようになってきたのは
洋装の喪服での参列が増えてくるようになった為です。

控えめな黒色のジェットやオニキス等の
アクセサリーを身につけるようになってきました。

それではピンクや白色の真珠は何故使われるようになってきたのでしょうか?

イギリスのエリザベス女王が葬儀の場で身につけてから当時の貴婦人を中心に
広く使われるようになってきたと言われています。

真珠は「人魚の涙」「月の涙」と涙を象徴する宝石と言われ
「悲しみを添える」という意味も含まれています。

そういう意味も込めて葬儀の席で身につけることが許される宝石になります。

そして現在では時代の流れと共に洋装の葬儀には真珠を身につけて参列するのが
一般的な身だしなみの1つとされてきています。

●葬儀にNGな真珠とおすすめの基準は?

真珠って悲しみを表す宝石だからどんなものでも
身につけてもいいというわけではありません。

葬儀はマナーをより重んじる儀式なので以下のことに注意してください。

1. 2連、3連のネックレスはNG

このパターンの人を私は葬儀の席で一番多く見かけました。
たぶん「真珠なら何でもいいだろう」
とりあえずあるもので間にあわせておこうという人ですね。

連物のネックレスはそのシチュエーションから「重なる」ことを意味します。
つまり葬儀の席では「不幸が重なる」という意味にとられます。

あと小粒の真珠を3連、5連と束ねた連物のネックレスも同様です。

要するにその意味を知っている人からみれば連物のネックレスをしている人は
「新たな不幸を呼び込む人」になってしまいとても縁起が悪い人になってしまいます。

逆に結婚式などのお喜びの場では「2重、3重の喜び」を表すことになるので
最適のおしゃれなアクセサリーになります。

葬儀の席では一連のネックレスを身につけましょう。

2. ネックレスの長さはチョーカーサイズで。

「一連のネックレスなら長くても構わないだろう」
「お葬式だけどちょっとオシャレに長めのネックレスにしたい」
という声をチラホラ聞きます。

先に「葬儀の席では一連のネックレスを身につけましょう」と言っているのに
長い一連ネックレスはダメってどういうこと?

ネックレスの長さが長くなるとお辞儀をするときにネックレスが揺れてきます。
揺れるものは遊びの要素が入ってくるのでNGです。
葬儀はあくまで故人を偲び尊ぶ場でオシャレをする場ではなく遊びの要素は不要です。

一連ネックレスの最適なサイズは
チョーカーサイズと呼ばれる40-43cmのものを用意しましょう。

この長さが合わない方もいるかもしれません。

その場合は宝石店で珠を足したり抜いたりして長さを調整してもらいましょう。

ポイントは左右の鎖骨の間にあるくぼみの少し下に
ネックレスのセンターの珠がくるようにしてください。

加工費用はプラスされますが、見た目とバランスが良くなりますので
既成のサイズが合わない方は是非自分に合うオリジナルの長さにしておきましょう。

 

3. 真珠の形はラウンドで

真珠の形はラウンド、セミラウンド、ドロップ、バロック、シェイプ等
色々ありますが葬儀の席ではラウンド、もしくはセミラウンドのものを
おススメします。

変形度合いの大きいバロックやシェイプ等はとても面白みがあり使いように
よってはオシャレには最適な形です。

それだけに葬儀の席では遊びの要素が強くなるのでNGです。

セミラウンドの珠は遠めからやテーブルを挟んでの比較的近い距離でも
変形度合いはわかりにくいので差し支えありません。

4. 葬儀の時は白やピンク系の真珠より黒真珠がいいの?

年配の方は白やピンク色の真珠が使いにくく感じて黒真珠やグレー系の真珠を
葬儀用に使われる方も多いです。

真珠の色は落ち着きのある色であれば黒真珠でなくても構いません。

白、ピンク、グレー、ブルー、黒色がおススメです。

最初に真珠を購入する若い世代の方はピンクや白系のネックレスが多いです。

あとは購入時に真珠の色目とご自分の肌移りをみてしっくりくるものに
決められるといいでしょう。

稀に淡水真珠の紫色を使う方もいます。

紫色も仏事の世界では権威のある色で落ち着きもあるので
いいと思いますが、淡水は変形が多いので形はラウンド系を選んでくださいね。

5. 葬儀に使う真珠の大きさはどれくらいのサイズがいいの?

真珠の大きさ(サイズ)は一般的には7-8mmのものが良いとされています。

私は一般論を踏まえた上で体格に合わせたサイズをおススメします。

ネックレスをつけてみて見た目のバランスが取れていれば
上記のサイズより大きくても小さくても構わないです。

ここからは余談ですが
ご自分のバランスを越えて大玉の9mm以上の真珠を身につけたいという方もいます。

そういう方はお金持ちでステイタスとして大玉がいいという方が多いです。

葬儀のマナーや常識より見栄とプライドが強いのと
その方の周囲も含めた環境ですね。

そんな方には色目は白やピンクでなく黒系の真珠をおススメしていました。
白やピンクは膨張色なので同じサイズでも結構大きく見えます。

黒系のブルー、グレー、グリーン系であれば落ち着きがあり
同じサイズでも小さめに見えます。

南洋の黒真珠やあこやのナチュラルグレーと呼ばれる真珠は
そういうお客様に人気でした。

サイズを下げることなく見た目のバランスもとりやすく
お客様に満足していただき、販売単価も高く
私の営業成績も上がるのでとても印象の良かった商品でした。

6. 1つ珠のペンダントはシンプルですがNG。

「真珠のネックレスより私はもっとシンプルな方が好き
値段も安い。お葬式にもピッタリ」
と勝手に思い込んでいる人はいませんか?

私は稀に1つ珠の真珠がついたペンダントをしている人を
葬儀の場でみかけることがありました。
真珠以外の金属部分はひかりものになるのでNGです。

価格が高くてネックレスは手が出ないという方と若い方に多いです。

価格を抑える場合、1つ珠のペンダントではなく小粒の淡水ネックレスでラウンド系の
ものにしましょう。

価格もおそらく1つ珠のペンダントと大きく変わることはありません。

見た目のバランスは崩れますが、ペンダントよりましです。

葬儀の場にはあまりお勧めではありませんが、NGではありません。

以上で私からの葬儀と真珠に関する疑問に関する説明は終わりになります。

お葬式で何故真珠は使われるのか?
その他の葬儀で使う真珠に関する疑問の解決になりましたでしょうか?

今回の記事で私はあなたのお役にたてれば嬉しく思います。